はじめに

 
肉離れは当院にお任せください。 
「5日で歩けます」「10日で軽いジョギングができます」
 早く治る症例だからこそ、早めの施術をお勧めします。 

肉離れとは

肉離れは、突然おとずれる強烈な筋肉の痛みです。
ふくらはぎや太ももの裏面に発症することが多く、
「何かが当たったような」「ブチッという音がした」「なにか切れたような」などの表現がありますが、
とにかく痛いので普通に歩くことが難しくなります。
医学的には【筋挫傷】とも呼ばれ、筋肉や腱膜が急激に引き伸ばされたり、
負荷がかかったりすることで発症する筋肉の損傷や断裂のことを指します。
通常医療では1ヶ月を超えて2ヶ月までを治療期間としていますが、
これでは痛みへの反応や庇い動作が長く続くことによるマイナス面は避けられません。
早めの施術の中で、筋肉・骨格のバランスを整えることをお勧めします。
※因みに、肉離れを発症するということは、すでに身体が強く歪み/捻れているということになります。

原因

肉離れの原因は、
・過度の運動
・筋肉の疲労,アンバランス
・ウォーミングアップ不足
・不適切な動作,フォーム
などです。

一般的には運動中に瞬間的に力を入れたり、急に動いたりしたときに起こりやすいと言われています(ダッシュ・ストップ・ジャンプ)が、運動中に限らず、筋肉が疲れていたり、弱っていたりすると、ちょっとした何気ない動作でも起こることがあります(筋肉の疲労・ウォーミングアップ不足・加齢)。
実際に「激しいことはしていない」「いつもと同じ動き」など、特別な原因がないことがほとんどです。
よく起こる場所は、
・ふくらはぎ(腓腹筋)
・太もも後面 (ハムストリングス中央)
・太もも前面(大腿四頭筋)
・内もも(股関節内転筋) です。
まれに、腕や胸,腹,脇腹,背中にも発症します。 (上腕二頭筋,大胸筋,腹筋,前鋸筋,僧帽筋)

症状

肉離れの症状は、 
・痛み:ー触るとピンポイントで痛みを感じる 
    ー症状が重い場合は歩行困難で松葉杖歩行 
    ー安静時の痛みは軽い 
 ・腫れ:ー損傷部位が腫れることがある 
    ー断裂部位に触れると凹みを触知することもある 
  ※腫れが大きく、しびれや夜  間疼痛を伴う場合はコンパートメント症候群を疑いましょう(→整形外科へ) 
 ・内出血:ー皮膚の下に軽度の出血が見られる場合もある
などです。 

治療・施術

肉離れの一般的な治療 
 応急処置から安静期間はRICE処置【安静(Rest).冷却(Icing).圧迫(Compression).挙上(Elevation)】を基本とする。 
2〜3週間の安静,固定期間を経て、筋肉の状態に応じて更に2〜3週間のリハビリテーションを行う。回復期間にはストレッチや筋トレで収縮した筋肉を引き伸ばすことで機能回復を図る。
 全治1ヶ月〜40日で復帰というのが一般的。
 
 ※これでは安静,固定期間が長いため、患部の拘縮やその他の筋肉,関節に長く余計なストレスがかかり、リハビリにも本来必要以上の時間がかかってしまいます。 

肉離れにおける当院の施術

一般的なRICE処置や安静期間を設けることはありません。 
負傷直後からでも、筋・骨格のバランスを整えることで筋緊張の解消を図り、患部にかかるストレスを和らげます。 さらに、患部への手技と簡単な自己ケア運動による疼痛コントロールで、最低限の関節運動量と栄養(血液)供給を確保し、早期回復を目指します。 
 初回施術後からの痛みの軽減は、短期で治っていくことへの安心感を実感していただけると思います。 
 
 施術に用いる「ゆらし療法」は安心・安全な即効性のある手法で、国内の整形外科や欧米の医療機関でも導入がすすんでいます。その効果は筋肉,関節疾患にとどまらず、内科領域への効果も認められています。 
 
 当院はなるべく早い治癒を心掛けています。 目標としては、3回目までに日常生活復帰。 5回目でスポーツ現場への軽度復帰を目指しています。 

親御様、指導者の方へのお願い

肉離れやオスグッド・シュラッター病、シンスプリントやランナー膝、足底筋膜炎など、激しい痛みはもちろんのこと、長く続く小さな痛みにも注意をしてあげて下さい。 
 成長期の子供たちの庇い動作によるアンバランスな動きは、骨格(ゆがみ,ねじれ)だけでなく、骨(剥離骨折)そのものへの影響を残します。 最も気にかけるべきは、子供たちの発育です。 
 パフォーマンスの低下やイップスの発症、ケガしやすい身体、選手生命。。といったスポーツや習い事でのデメリットだけにとどまらず、日常の健康や情操おいて、集中力の低下やアレルギー症状の憎悪,内科的な不調にも繋がっていく恐れがあります。 
判断に迷った場合は、お気軽にご相談ください。