はじめに

肩関節の痛み・拘縮への早期アプローチ

肩関節の痛みや拘縮は、早期の施術で回復スピードが変わります。
当院では、2~3回の施術での治癒,寛解を目指します。
 
 

🍃最短治癒への3つのポイント🍃

 
① 肩周囲の損傷筋へのアプローチ
 
② 広背筋・僧帽筋・腰方形筋の交差する部位の調整
 
③ 股関節の「脱力」した使い方の再学習
 
当院では、肩関節の健康を取り戻すために、肩関節と肩甲骨の関係性「肩甲上腕リズム」と、身体全体の運動連鎖における肩甲骨と股関節の連動性に着目したアプローチを行っています。

肩関節の痛み・拘縮
について

肩関節の痛みや拘縮は、筋肉や腱、靭帯の炎症、損傷、または圧迫によって引き起こされます。代表的な症例には以下が含まれます:
 
 ・ 肩関節周囲炎
 ・ 肩腱板損傷
 ・ 石灰沈着性腱板炎
 ・ 上腕二頭筋長頭腱炎
 ・ インピンジメント症候群
 
これらの症例は、動きの制限や痛みを伴い、日常生活に支障をきたすことがあります。
 

 
※ 肩関節は、柔軟性が高い一方で、肩甲骨(関節窩)からブラ下がっているだけの上肢を軟部組織(筋肉,腱,靭帯)だけで支えているので、損傷のリスクの高い関節と言われています。 

肩関節の痛みの原因

原因

 
・加齢による筋肉,腱,靭帯の擦り減りや変性 
・スポーツや重作業による急激な負荷 
・腱や靭帯の酷使 
・精神的、身体的ストレス 
・糖尿病などの基礎疾患 

肩関節の痛みの症状 

症状

 
・腕を挙げるなどの運動痛 
・悪化すると夜間痛(安静時痛) 
・可動域制限 
・肩のなじみの悪さ、引っ掛かり、抵抗感 
・拘縮(特に肩関節周囲炎と関連して発生します

一般的な治療

【一般的な治療】

 
・安静
・鎮痛剤、抗炎症剤 
・注射療法
(ヒアルロン酸,ステロイド注射)
・運動療法(ストレッチ,筋トレ) 
・三角巾やアームスリングで固定
(重症の場合) 
・手術療法 
・電気治療,超音波療法
 
ただし、これらの患部にフォーカスしすぎた治療や、三角巾、アームスリングでの固定による腕を振らない歩行や不自然な動作は、長期化・拘縮を助長してしまう場合もあります。

当院のアプローチ・施術

当院のアプローチは以下の通りです:
 

1. 損傷部位へのアプローチ

・肩周囲の損傷筋に的確なアプローチを行い、炎症や拘縮を緩和します。
 

2. 交差,干渉する筋肉群へのアプローチ

・肩の可動域には腰背部の大きな筋肉群である、広背筋,僧帽筋,腰方形筋が関係しています。これらの筋肉が硬くなると、肩の動きが制限され、症状が悪化することがあります。これらの筋肉が交差する部分の緊張を緩めることで、肩関節へのストレスを軽減します。
 

3. 股関節へのアプローチ

・股関節が正しく使えないと、肩や体幹に無駄な負担がかかります。股関節の制限を解除し、脱力した柔軟性のある動きで上半身の緊張を緩和します。
 

4. バランス調整

・骨盤部の歪み/背骨の捻じれを修正し、肩の動きをサポートします。
 
施術は優しい手技で、初回から効果を実感していただけます。全身的なアプローチを通じて、肩周辺だけでなく全身のバランスを整え、「頚・肩が軽い」「姿勢が楽」などの副次効果も得られます。
 

痛みおよび拘縮に対する施術の目安

  • 痛み: 1~2回目で可動域80%以上、日常生活復帰。
  • 拘縮: 3~5回目で改善・寛解し、日常生活復帰を目指します。

 

【施術の目安】
 
痛み
1~2回目:
可動域80%以上、日常生活復帰。
 
3回目以降:
スポーツ等徐々に復帰
 
 
拘縮
3~5回目:
改善・寛解し、日常生活復帰 

肩関節と体幹と股関節

肩甲骨と股関節】、 両方へのアプローチが 根本的を治癒を早めます。

 
【股関節】の制限を解消し骨盤部の柔軟性を改善することで、腰方形筋や広背筋の滑走性を促し、【肩甲骨】と体幹のより自然な動きが肩の痛みを癒します。
 
当院は、肩に関連する不安やストレスに寄り添い、患者様が快適な日常を取り戻せるよう全力でサポートします。「小さな痛みが続く」「ひどい痛みを何とかしたい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。
心身の不調に関するお悩みをどのようなことでもお聞かせください。皆様を心よりお待ちしております。