はじめに

「シンスプリントは数回の施術で回復します」
短期間での復帰はフォームの回復・パフォーマンスの向上に繋がりますので、一般的な治療で改善がみられない方は是非ご相談ください。
 
シンスプリントを発症するということは固定化した歪み/捻れの存在を示唆し、動作バランスが崩れていることを示しています。
早い段階での全身的な施術をお勧めします。

シンスプリントについて

シンスプリントとは、スポーツや運動での反復による疲労や過度の負荷で発症しやすいオーバーユース障害の一つです。
正確には「脛骨過労性骨膜炎」や「脛骨内側ストレス性症候群」と呼ばれるもので、主に「すね」の内側に痛みを感じる症状を指します。
アスリートやランナーに多く見られ、初期は運動後の筋肉性の痛み,鈍痛から始まり、徐々に運動中にも痛くなります。
悪化すると骨の痛みとして感じるようになり、最悪の場合は疲労骨折に移行します。 ただし、運動を続けながら自然回復するケースもあります。
 
通常医療においては有効な治療法は確立されておらず、基本的には患部への負荷を減らすことに主眼を置いた保存療法となっています。 

シンスプリントの原因

シンスプリントの原因には、
・足の形態異常(扁平足・回内足)
・運動(走る・跳ぶ)の増加
・急激なトレーニング
・不均衡な筋力や柔軟性
・固い地面での運動
・不適切な靴の使用
・不摂生や疲労による水分・エネルギー不足
などが挙げられます。 

シンスプリントの症状

シンスプリントの症状は、
・脛骨の内側部分の痛み(スネの中央より下)
・初期は運動後の痛み 
・徐々に運動中にも痛み 
・安静時は痛みが軽減する(悪化すると安静時も痛む)
です。

シンスプリントの一般的な治療

・RICE処置(安静・氷冷・圧迫・挙上)
・抗炎症剤 
・テーピング療法
・電気治療 
・超音波治療 
・ストレッチ,筋トレ
・フォームの改善 
・インソールの調整 
 
※上記の保存療法で回復される方もいらっしゃいます。
しかし、最近の研究ではRICE処置の効果には疑義が呈されており、特に【アイシング】については「自然回復の邪魔をしている」という意見が上がっています。
【圧迫・固定】についても回復を遅らせているケースがあるとされています。
 
 また、意識的なフォーム変更が再発防止・パフォーマンスの向上に繋がるのであれば良しですが、本来なら施術中の身体・動作バランスの調整で回復されるはずのものと考えます。
これはインソールの調整でも同じことが言えます。
足の形態異常や不均衡な動作が原因として考えられる場合、全身的な施術は必須です。

シンスプリントにおける当院の施術

患部への手当てはもちろんですが、「片側ふくらはぎに過剰なストレスがかかる」原因にアプローチしていきます。
全身の筋肉の緊張を和らげ、頸椎,胸椎の捻れを解いていきます。
これにより表出される歪みや捻れを整えながら、肩甲骨と骨盤の傾きを正し股関節の動きを修正していきます。
安定した肩甲骨とスムーズな股関節の動きで、バランスされた左右下肢の動きを取り戻します。
軽症の場合、身体の歪みの調整のみで回復します。 
 
施術はやさしい手技で効果は1回目から現れます。
フォームや姿勢が変化し歩行も軽くなりますので、強く回復への道のりを実感していただけると思います。 

当院の施術方針

当院はなるべく早い治癒を心掛けています。
シンスプリントの場合、1〜3回目までに痛みの大幅な改善。
以降、日常生活やスポーツ復帰等運動強度に対応しながら短期間での回復を目指しています。
 
施術には安心・安全で即効性のある手技を用います。
その効果は筋肉,関節疾患にとどまらず、内科領域への効果も認められています。 
 
身体の不調は気持ちや前向きな行動にも影を落としてしまいます。。 
「小さいが気になる痛みが続く」 
「酷い痛みを何とかしてほしい」 
【痛み】のために我慢していることや、諦めた又は諦めようと思われていることはございませんか?
そうした方をサポートし、力になれることがあれば施術家として嬉しく思います。 
当院の施術は身体の変化において、100%自然治癒力が立ち上がります。 
心身の不調、どのようなことでもご相談ください。